神津島とは
東京から、南へ180㎞。伊豆諸島の中ほどに位置するこの小さな島は、伊豆の島々を造った神々の集会所となったという言い伝えから、「神が集いし島」神津島と名付けられました。豊かな自然に恵まれた神津島は、四季折々で異なる表情を見せ、標高572mの天上山から見渡す眺望は、「新東京百景」にも選定されています。
海水浴からトレッキングまで、島で楽しめるレジャーも実に多彩。都心からわずか数時間でたどりつくことができる、宝石箱のようなリゾート地です。
島の気候
黒潮が島を包み込むように流れる神津島は、年間を通して温暖な気候が特長。年間降水量2500㎜~3000㎜にも上る雨が、豊かな自然を育んでいます。天上山に源を発する神津沢は、伊豆諸島最大の沢であり、水質が良く、豊富な地下水に恵まれた島で、水分けの神が祀られているほどです。
12月から3月にかけては西風が強く、風速10mを超える日が続くことも少なくありません。
神津島のシンボル
いそひよどり[いそっつく]
磯に住むヒタキ科の鳥。翼長は約13㎝。
繁殖期である4月から6月にかけて、美しいさえずりを聞かせてくれます。
カジキ
マカジキ科とメカジキ科に属する海水魚の総称で、大きいものは4mを超える体長を誇ります。島の漁業の主力海産物であり、豪快な「つきんぼ漁」によって仕留められます。
サカキ[榊・はなの木]
ツバキ科の常緑高木で、高さは約10m。山野に自生し、初夏には白い花を咲かせます。枝葉は神事において神前に供えられます。
コウヅエビネ
美しい花とかぐわしい香りを合わせ持つ、ラン科の多年草。山野に自生し、4月頃開花します。
島で、遊ぶ
澄みわたる青い海と白い砂浜が、どこまでも続く神津島。海水浴、スキューバダイビング、サーフィンから、伊豆諸島随一のスポットといわれるフィッシングまで。人気のマリンアクティビティを、幅広く楽しむことができます。
さらに、神津島の魅力は、海だけにとどまりません。変化に富んだ地形と、「黒潮に浮かぶ展望台」と称されるほどの絶景が楽しめる、天上山へのトレッキングや、島に点在する歴史遺産の散策、温泉やキャンプなど、一年を通してあらゆるレジャーを体験することができます。
島で、食べる
神津島グルメと言えば、何と言っても新鮮な海の幸。春は「アカイカ」、夏は「タカベ」、秋は「ヒラマサ」や「カンパチ」、冬は「伊勢海老」。驚くほど豊かな味わいの魚や貝たちが食卓に上がります。
さらには、島の名産でもある「ところてん」や、「明日葉」と言った山菜まで、四季折々の食材を、たっぷりとお召し上がりいただけます。
人が結ぶ、島
神津島最大の魅力は、島に暮らす人たちの笑顔かもしれません。神津島村は、家族や近所だけでなく、村全体でともに暮らしを営んできた伝統があります。子どもたちの元気な挨拶の声が響く路地を歩くうち、どこか懐かしい気持ちが沸き上がってくるはずです。 人の温もりを感じる島、人の笑顔があふれる島。
神津島は、あなたの訪れをいつでも待っています。
アクセス
東海汽船・ジェット船
東京から約3時間45分
東海汽船・定期船
東京から約11時間
(夏季約10時間、冬季約12時間)
横浜から約10時間30分
(寄港しない季節・曜日がございます)
神新汽船・定期船
下田から約2時間30分
新中央航空・航空便
調布から約45分
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よーいーやーなーはりまいせヤサ
これわのせーこのなんでもせー
ハァー 重畳目出度い(ちょうじょうめでたい)
思うこと叶うた
末にゃなー鶴亀
ヤンレー五葉の松(ごようのまつ)
島のヨー 初めは大島原よ
ハァー 利島(としま)を眺めて鵜渡根島(うどねじま)
年寄りふりして
気は若郷(わかごう)
花の新島 手にとりて
前浜沖なる地内島(じないじま)
これに続いて早島よー
あれが式根の泊り島 -
ハァー 親の無い子が神津島
親の行方をたずねんと
三本嶽(さんぼんだけ)をば杖にして
御蔵島をば脚絆足袋(きゃはんたび)
恩馳(おんばせ)さして行きたいが
銭州(ぜにす)なしでは行かれない
ハァー こんな所にゃ蘭灘波島(いなんばとう)
行方も知れない青ヶ島
雨露しのぐ小笠原
父を訪ねて父島へ
恋に焦がれる母島よ
八丈たんごの揃い着て
目出度く(めでたく)おさまる
ヤンレー 三宅島
神津島の最新情報は、以下のウェブサイトをご覧下さい。